【はしがきから抜粋】
新型コロナウイルス感染症の法律上の位置付けが2023年5月8日に変更され、新型インフルエンザ並の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」となった。「当たり前の日常」「普通の生活」のありがたさが語られたが、「緩和」はすでにその前から徐々に始まっていた。
いち早く回復を示したのはホテル業界で、インバウンド需要は以前にも増して高まり、客先に持つリネンサプライは着実に回復し、コロナ前の水準を超えてきた。
ホームクリーニングは、2020年に激減、2021年も続けて減少したが、2022年と2ケタ近い回復を見せた。しかし2023年は、プラスになったとはいえ勢いは鈍化、2024年は上半期でマイナスとなっている。その一方で、家庭用洗濯洗剤、柔軟仕上剤は、コロナ拡大中もプラスとなり、それ以降も着実に伸びている。
そこで巻頭特集では、前年版に続き、伸びあぐねるクリーニングと着実に拡大する家庭洗濯の動向を家計調査報告から世帯年収別に見た。併せて、働き方改革の進展も影響していると見られるビジネスウエアについて、背広とワイシャツの動向を見た。
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